演習1.3:インターネットの仕組み(WWWと電子メール)

インターネットとは世界中の情報ネットワーク同士が接続しあって様々な情報を送受信していることを言います。一般社会的にはHTMLHyper Text Markup Language)形式で書かれた文書を検索することをイメージしているようです。ウェブページを閲覧するためのアプリケーションソフトをブラウザーとい言っています。現在良く使われているブラウザーにはインターネットエクスプローラ(IE)Microsoft EdgeFirefox(FF)、Google Chrome、Opera、Safari等があります。 Windows10の標準ブラウザーはMicrosoft Edgeになりましたが、ここではIEで説明します。何か不具合があったら他のブラウザーを試すようにしてください。

1.ウェブサーバ

ウェブサーバはWebページを構成するための資源を蓄積し、ブラウザーからの要求によってWebページの資源を提供するコンピュータのことです。
URL(Uniform Resource Locator)によって世界でただ一つのページを特定できます。
http://とかhttps://といった信号で呼びかけられると、HTMLで書かれたファイルを呼びかけたブラウザーに転送するプログラムが組み込まれています。

2.電子メール

通常の郵便物はポストに入れると郵便局員が回収して郵便局で仕分けし、宛先のそばの郵便局に運ばれ、郵便屋さんがそれぞれの家に配達してくれますね!
電子メールではメールサーバが郵便局に相当し、メールアカウントを申請することで私書箱を持つことになります。
私書箱には自分でメールを取りに行かなければなりません。その道具を
MUA(Mail User Agent)といい、色々あります。例えば、Outlook Express, Thunderbird, AL-mail, Eudora等。メールサーバとの通信には現在3つの方法がとられています。
(1)POP3(Post Office Protocol):メールを自分のパソコン(Local)にダウンロードするだけ。
(2)IMAP4(Internet Message Access Protocol):サーバ側のファイルやフォルダを管理できる。
(3)WebMail:HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)でサーバ側のファイルやフォルダを管理できる。
     インターネットでFREEに使えるメールアカウント、例えば@gmail.com, @yahoo.co.jpとか @hotmail.co.jp等です。
     本学の学生が使えるメール(Office365)は、WebMailです。Office365からメールソフト(アプリ)を使ってパソコンやスマートフォンにダウンロードすることがきます。
     明薬Office365(Office365@std)(明薬Office365メールマニュアル

3.暗号化と認証

ネットワーク上の情報はデジタル信号なので信号線に検出器を設置すれば容易に取得できます。例えば、銀行口座サイトにログインするとき、アカウントとパスワードを入力しますが、そのままでは簡単に盗聴されます。そこで通信回線に載せる前に暗号化する方法(SSL=Secure Socket Layer)が取られています。その対策を施したウェブサーバにはhttps(hyperTxt Transfer Protocol Security)でアクセスします。

課題
メールソフト(MUA)にはどんな種類があるか書きなさい。また、あなたがよく使うメールソフトはどれですか。(メールを使ったことのない人は、これから使う”明薬Office365”と記してください。)
この課題を演習1.1で作成したメモ帳に追加しなさい。

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