明治薬科大学 分析化学研究室
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研究業績


研究室の研究内容のご紹介


 研究室のテーマ

1.酸化ストレスが関与する疾患とレドックス制御に関する研究

2.中枢性疾患の診断マーカーの探索と発症メカニズムの解析

3.がん化学療法における薬剤耐性機構の解明

4.3次元細胞培養系を用いた、抗がん剤評価モデルの構築とその応用研究

5.結合型イオウ(スルファンサルファー)の生理機能の解明
 -システイン代謝物測定法の開発と応用-




 
 研究テーマ 1
酸化ストレスが関与する疾患とレドックス制御に関する研究

研究概要
酸化ストレスに起因する傷害と疾病を、分子レベルで解析しています。特に、酸化ストレスが関与する疾病の早期発見と治療の指針となる様な生体分子の変化を見出す事で、疾患の原因と治療に繋がる知見を得ることを目的としています。具体的には、ストレス応答するタンパク質や、抗酸化性低分子の挙動に対し、質的、量的な変化を詳細に分析します。


 
 研究テーマ 2
中枢性疾患の診断マーカーの探索と発症メカニズムの解析

研究概要
当研究室では、これまでカルボニルストレス性統合失調症に注目し、その発症に関わる成分の分析と、標的となるカルボニル化タンパク質の解析に取り組んで参りました。現在、統合失調症を含めたカルボニルストレスが関与する中枢性疾患におけるバイオマーカーや標的タンパク質を解析すると共に、その蓄積と分解機構についても研究を進めています。


 
 研究テーマ 3
がん化学療法における薬剤耐性機構の解明

研究概要
効いた薬が効かなくなる「薬剤耐性」は薬物治療における大きな問題です。その中でも特にがんの化学療法における薬剤耐性はとても大きな問題です。がんの中でも特に肺癌に着目し、肺癌細胞株とその耐性細胞株を用いて、薬剤排出タンパク質やシグナル伝達など、その耐性機構を分子レベルで解明しています。


 
 研究テーマ 4
3次元細胞培養系を用いた、抗がん剤評価モデルの構築とその応用研究

研究概要
これまで、医薬品の開発には培養細胞を用いたスクリーニングが多用されてきました。しかしながら、プラスチックのシャーレに接着して増えている細胞は実際の身体の中と食い違うことがしばしば認められます。そこで、細胞を浮遊状態で培養し、その塊(スフェロイド)を用いた評価を行なうことで、薬の作用機構の解明や上記の薬剤耐性機構の解明、さらには医薬品開発のためのスクリーニング系の構築を行なっています。


 
 研究テーマ 5
結合型イオウ(スルファンサルファー)の生理機能の解明
-システイン代謝物測定法の開発と応用-


研究概要
結合型イオウとは硫黄原子にのみ結合した硫黄のことであり、還元剤によって硫化物イオンとして放出される性質を持っています。結合型イオウは食品ではニンニクに豊富に含まれていることが知られており、哺乳動物の生体内にも様々な形態で存在していることが分かっています。これまで生体内において、結合型イオウは硫化水素の貯蔵体として認知されてきましたが、最近では結合型イオウそれ自体に生理活性作用があることが分かってきました。当研究室では、結合型イオウの中枢神経系における生理的な機能の解析と、その測定系の開発を行っています。





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