Tricine-SDS-PAGE

  1. 試薬調製

    1. 2X Gel Buffer

      • 2M Tris-HCl pH 8.45

    2. Anode Buffer (x1)

      • 0.1M Tris-HCl pH 8.9

    3. Cathode Buffer (x1)

      • 0.1M Tris, 0.1M Tricine, 0.1 % SDS (possibly pH 8.25. Do NOT adjust pH!)

    4. 4X Tris-HCl/SDS Buffer

    5. 2x Sample Buffer

  2. ゲルの作成

    1. ゲルバッファーは、pH8.45Tris-HClUpperには0.75MLowerには1Mで用いる。

    2. SDS0.1%添加するべきだろう。

    3. ゲルの濃度は12.5%で良いかもしれない。

  3. サンプル調製

  4. 電気泳動

  5. ゲルの染色


SDS-PAGE with Tricine

  1. 通常のSDS-PAGEの条件でゲルを作成する。

  2. 泳動槽にゲルを組み立てて、

    1. 下部電極には、通常のTris-Gly-SDSの泳動バッファーを入れる。

    2. 上部電極には、0.1M Tris/0.1M Tricine/ 0.1% SDSを入れる。

  3. 通常のSDS-PAGEの泳動電流で泳動すると良い。電圧で言えば、普通のSDS-PAGE6割程度電圧で泳動すると良い。

  4. タンパク質は、普通のSDS-PAGEの場合よりも、より低分子領域が分離される。


12%ゲルのとき、