明治薬科大学広報 No.120
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13 本学の講義は、教員の授業スタイルに応じて黒板の板書、あるいはパワーポイントのスライドや書画カメラの映像をスクリーンに投影することで行われます。 全ての授業で、黒板の板書は講義室の後方カメラで撮影され、スクリーンに投影したパワーポイントのスライドや書画カメラの映像も録画されます。学生は授業の翌日から、学習支援システム「MY-CAST(マイキャスト)」で履修している授業の動画を視聴できます。この仕組みにより、学生は授業中にノートを取ることに精を出す必要はなく、教員の話に集中できます。MY-CASTでは授業映像コンテンツ以外にも、講義資料の閲覧・配布、レポート管理機能等があり、学生の自主学習支援の他、レポート等の課題を通して学生と教員との疎通を図る機能も備えています。 授業やゼミにおける遠隔学習では、学内と学外をつないだコミュニケーションツールとしてMicrosoft Teamsが利用されています。実習においても、フィジカルアセスメント・シミュレーター「Physiko(フィジコ)」を用いた実習や無菌調製室での手技の様 令和6年3月4日(月)にフロネシス棟8112大講義室で、第3回明治薬科大学大学院フロンティアシンポジウムを開催しました。テーマを「感染制御と抗菌薬適正使用:革新と実践」とし、感染症領域で最先端の研究や臨床での活動をされている5名の先生方をシンポジストとして迎え、学内教員1名を加えた下記の6名の先生方にご発表いただきました。 石井 良和 先生  塚田 真弓 先生  平山  忍 先生  尾田 一貴 先生(熊本大学病院 薬剤部) 堀田 康弘 先生(名古屋市立大学病院 薬剤部) 鈴木 陽介(薬剤情報解析学研究室) 当日は多くの教員や大学院生、学部生の皆様にご参加いただきました。感染症治療の研究や臨床での感染(東邦大学医学部 微生物・感染症学講座)(東邦大学医療センター大森病院 感染管理部)(東邦大学医療センター大森病院 薬剤部) 令和6年5月18日(土)、進路就職支援委員会・キャリア支援課主催の「会社・職種研究セミナーⅠ」を本学講義棟1階101講義室にて開催しました。製薬大手5社からの企業・職種の紹介や取り組みの概要について各社30分間ご説明いただき、学部生と大学院生併せて約120名と昨年よりも多くの在学生が熱心に耳を傾けていました。説明後は1社ごとのブース形式にて約1時間、参加学生からの質問や相談に応じました。進路就職支援委員会・キャリア支援課では、進路就職に関するセミナーを定期的に開催しております。子がMicrosoft Teamsを介した中継システムを導入したことで、多くの学生が複数の講義室や自宅にて参加可能となりました。 図書館の資料においては、書籍や学術雑誌の電子化が主流となりつつあり、学内だけでなく学外からもインターネット経由で閲覧が可能となっています。学内のネット環境においては、学内のあらゆるエリアに無線LANのアクセスポイントを整備しており、モバイル機器があればどこでもあらゆるリソースにアクセスが可能です。 その他、実践的な課題解決型学習に利用できるアクティブラーニング教室があり、演習系の授業等で活用されています。この部屋は、グループ毎に島を作れるようテーブルが付いた可動式チェア72脚、全壁面にホワイトボード、さらにプロジェクター8台、発表用のマイク14本が整備されています。さらに多くの授業で課題解決型学習を行えるように定員72名のアクティブラーニング教室を今年度に1室増設する予定です。 (マルチメディア教育委員長 高取 和彦)制御活動に関する最新のトピックに触れることができ、聴講者にとって学びの多い時間であったと思います。 お忙しい中ご講演を快く引き受けてくださった5名の先生方、そして本シンポジウムの企画に携わってくださった皆様にこの場を借りて厚く御礼申し上げます。 (薬剤情報解析学 講師 鈴木 陽介)第3回 明治薬科大学大学院フロンティアシンポジウムマルチメディア教育環境の充実会社・職種研究セミナーⅠ

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