7 新型コロナウイルス感染症は未だ終息には至っておりませんが、令和5年5月8日(月)から季節性インフルエンザ等と同じ「5類感染症」に移行しました。これに伴い、本学の活動指針に則した今年度の学部における講義・演習、学内実習等への対応について、お知らせいたします。【検温・マスクの着用について】 学内で講義・演習、実習等を受講する際には、自身の体調管理をしっかり行うという観点から、従来通りに毎朝の検温を推奨します。また、マスクの着用についても推奨するものの、最終的な判断は個人に委ねます。しかし、必要な状況ではいつでもマスク着用ができるように、常にマスクを携帯することを推奨します。授業担当者等がマスク着用をお願いする場合にはご協力ください。【講義・演習について】 本学でこれまで実施してきた感染拡大防止対策を講じながら、今年度の講義・演習については、対面を基本として実施します。具体的には、講義・演習は、講義室の全座席を使用して行います。また、対面教育と同等の教育効果が見込まれる一部の講義科目では、オンデマンド配信講義を活用します。 高校までの教育環境が多様化する中、学部教育の実効性の向上を図るため、1年生全員を対象に、生物・物理・数学の3科目において、5月10日(金)から6月7日(金)まで、オンデマンド配信の特別講義を各科目5コマずつ実施します。特に、高校時に未履修科目 明治薬科大学では、入学された1年生を7名程度のグループに分け、各グループに教員1名がアドバイザー担当教員として学生生活をサポートしています。 1年生前期の5〜6月頃にグループでの面談を行い、後期は個人面談を実施します。面談は基本的に対面で実施します。面談内容ですが、前期については、新しい環境での大学生活をスムーズに始めることができたか、大学での勉強に不安がないかなどの相談にのります。後期は前期定期試験が終わり、その結果が出る10月末を目処に実施し、大学生活に加え学業についても個人面談でお話します。アドバイザーの担当は1年から3年次まで継続し、4年次からは卒業研究を行うための研究室の主任がアドバイザー担当教員となります。卒業研究指導に加え、将来の進路や就職などの相談、薬学科の学生に対しては卒業試験や国家試験合や苦手科目(分野)がある場合には、本講座を十分に活用し、本格的に始まる大学での学びへの不安要素を解消してください。【学内実習について】 すでに一部の実習は、4月の中旬から開始していますが、今年度の学内実習は、対面実施にて行います。薬学科4年生は、5年次の薬学実務実習に向けて12月初旬にOSCE(客観的臨床能力試験)がありますので、事前実務実習において、基礎的な知識・技能・態度を確実に修得することが重要です。また、生命創薬科学科3年生の薬科学総合実習・演習Ⅰでは、各自が希望した4つの研究室に一定期間配属されます。この演習は、実際に研究に触れる機会となるだけでなく、3年次後期の薬科学総合実習・演習Ⅱや4年次の卒業研究を行う研究室を決める上で非常に重要な演習となりますので、ぜひ積極的に取り組んでください。【定期試験について】 4月初旬に実施した学年別オリエンテーションでも説明したとおり、今年度の定期試験は、対面にて実施します。試験直前に慌てることのないように、計画的に準備してください。今年度も講義の収録動画は、講義後1週間を目安にMY-CASTにアップロードする方針ですので、ぜひ復習に活用してください。 今年度も、本学の活動指針に則して、皆さん一人ひとりの学びがより充実したものとなるように、引き続き対応していきます。 (教務委員長 大野 恵子)格までサポートします。また、学生支援課の職員も学生相談の窓口として常に学生の対応に当たっています。また、留年した際には学生1名に教員1名がサポートにあたる「留年生アドバイザー」制度があります。教務課と連携しながら、1年間に3回以上の面談を通してきめ細かい指導に当たり、共に進級を目指します。また、こころの健康相談ができる臨床心理士のカウンセラー男女各1名が週に1回ずつ、心療内科を専門とする校医が月に1日来校し、それぞれ面談に応じています。さらに学修支援として全教員がオフィスアワーを設定し、全学的にそれを周知して学生の相談や指導に当たっています。これらのいろいろな制度を活用して、学生生活をより良いものにして欲しいと思います。 (学生厚生委員長 廣瀬 誠)令和6年度 講義と学内実習に関してアドバイザー制度の紹介
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