明治薬科大学広報 No.121
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4 7月27日(土)と28日(日)に、今年度のオープンキャンパスを開催いたしました。昨年に引き続き、事前予約制で1組3人までですが、全体の人数制限はなしで、対面での開催といたしました。本年度は、教員の皆様に協力をお願いし、体験していただくメニューを増やして、来校者に「明薬を楽しんでいただくこと」を目指しました。 全体説明会は、昨年同様に午前と午後に計4回実施しました。越前宏俊学長の挨拶に始まり、林弘美大学広報委員長による「薬学部ガイダンス」では、薬学部と明治薬科大学の魅力についてお伝えし、高取和彦入試委員長による「入試ガイダンス」では、入学試験の概要が説明されました。「在校生トークライブ」では、各回4名の在校生が登壇し、司会者の酒井良子准教授(27日)と稲田俊一郎准教授(28日)による楽しく軽快な進行のもと、明薬生の生の 明薬資料館では、令和6年7月21日(日)に子ども向けイベントを開催しました。参加者は主に清瀬市内の小学3・4年生、計30名でした。 猛暑の中、参加者および引率者の皆様に明薬資料館にお集まりいただき、越前宏俊学長による挨拶の後、高取(木下)による薬草の講義と概要説明を行いました。その後、薬草園での薬草観察と明薬資料館の展示物見学を行いました。 薬草園では、植物の葉や花をスケッチし、香りを嗅ぐなどして植物の特徴を観察しました。明薬資料館では、桂皮などの植物由来の生薬や麝香(じゃこう)などの動物由来の生薬、さらに天秤や薬の看板といった薬業資料を見学しました。 次に、総合教育研究棟フロネシス3階のゼミ室に移動し、「花の色素が酸性とアルカリ性で色が変わる実験」と「薬剤師のお仕事体験」に取り組みました。「花の色素が酸性とアルカリ性で色が変わる実験」では、バタフライピー(チョウマメ)の花の抽出液にレモン汁と重曹をそれぞれ加え、花の色の変化とpHを調べました。また、薬剤師のお仕事体験では、塩や粒状チョ1月27日(月)博士課程(後期)〔4年制課程〕口頭発表会1月29日(水)薬学科4年卒業研究Ⅰ発表会(~30日)1~4年後期定期試験成績発表(第1次)2月3日(月)2月7日(金)卒業審査 (薬学科)2月12日(水)2月14日(金)2月15日(土)薬学科4年OSCE追・再試験2月17日(月)薬学科4年CBT追・再試験2月18日(火)1~4年後期科目追・再試験(~28日)1~4年後期定期試験成績発表(第2次)5年多職種連携(防衛医大)(~27日)(28日予備日)※予定は変更になる場合がありますので、事前の連絡等を必ず確認してください2月22日(土)第110回薬剤師国家試験(~23日)2月26日(水)大学院博士課程(前期)口頭発表会3月1日(土)第3回薬学実務実習報告会3月4日(火)生命創薬科学科4年卒業研究発表会3月7日(金)卒業審査 (生命創薬科学科)3月13日(木)卒業証書・学位記授与式3月14日(金)進級審査3月25日(火)第110回薬剤師国家試験合格発表声をお届けしました。また、全体説明会とは別に生命創薬科学科に特化したガイダンス(紀 嘉浩入試広報副委員長が担当)を開催し、生命創薬科学科の教育目標や教育内容と卒業後の就職先などを説明しました。 個別プログラムとしては、3つの薬学体験実習、6つの薬学ミニ講義、10研究室によるラボツアー、個別進学相談、キャンパスツアーが実施されました。キャンパスツアーでは、新たに臨床検査実習の機器を展示して、超音波検査や肺活量の測定などを体験していただきました。大学HPでは当日の動画も公開しておりますので、広報をご覧いただいている皆様にもご覧いただきたいと思います(URL:https://www.my-pharm.ac.jp/news/2024/09/news-oc2024summer.html)。 当日は、受付で参加者の皆様を猛暑の中でお待たせする不手際もあり、至急改善したいと思います。高校生や受験生、保護者の皆さまに本学の魅力を伝える貴重な機会であるオープンキャンパスを、ぜひ今後ともよろしくお願いいたします。(~28日)(入試広報委員長 服部研之)(図書館・資料館運営副委員長 高取(木下)薫)令和6年度 夏のオープンキャンパス明薬資料館 子ども向けイベントコレートを薬に見立て、分包作業などを体験しました。 最後に、総合教育研究棟フロネシス3階のモデル薬局にて、越前宏俊学長から参加者全員に修了証書が授与され、総合教育研究棟フロネシスの入り口で集合写真を撮影してイベントは終了しました。 終了後に実施したアンケートでは、参加者から「薬に興味を持った」「実験が楽しかった」という声が寄せられ、引率者からは「子どもが一生懸命取り組む姿を見られてよかった」との感想をいただきました。 今回のイベントを通じて、参加者の皆様には本学をより身近に感じていただき、薬や実験に興味を持っていただけたと実感しております。参加者の皆様が今後もさまざまな職業に触れ、その一つの選択肢として薬剤師を選んでいただけたら幸いです。

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