明治薬科大学広報 No.122
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た田廣小のおかち西6ひらけいじかなえかわにし分子製剤学 准教授 司 この度、令和7年1月1日付で分子製剤学研究室の准教授として着任いたしました。私は、平成20年に東京理科大学薬学研究科にて博士(薬学)の学位を取得し、東京理科大学薬学部にて博士研究員・助教、米国ミシガン大学薬学部にてシニアリサーチフェローとして生体内分解ポリマーを軸としたドラッグデリバリー研究に携わっておりました。その後、中外製薬株式会社製剤研究部に移り、抗体医薬品(注射剤)の処方・製法・容器・デバイスに関財務部 財務課 香野 この度、令和6年11月1日付で財務部財務課産学連携・研究支援室に配属されました、小野知香と申します。 私は大学を卒業した後、金融機関にて金融事務やお客様の資産形成に係る相談窓口教務部 教務課 苗川 この度、令和6年12月1日付で教務部教務課に配属となりました、西川佳苗と申します。 私は大学卒業後、製造業に関わるIT会社でプログラマーとして従事しておりました。本学は学生の志望進路に薬学教育研究センター 教授浦辺 宏明 昭和62年4月に世田谷校第二生化学教室(小河原宏教授)に助手として採用されてから37年間、学生時代を含むと43年間という長い間、大変お世話になりました。その間、清瀬への統合移転、創立100周年、薬学科の6年制への移行など大きな出来事がありましたが、教育・研究に大学教員として充実した毎日を送って参りました。また、平成11年から1年間、英国John Innes研究所(Mervyn Bibb教授)に海外留学し、新世紀を外国で迎えるという貴重な経験もさえていただきました。 教育ではおもに生化学、臨床生化学および分子生化学関連の講義や実習などを中心に、コース特別実習においては伝統医療コースを担当いたしました。また、する研究開発に従事し、品質管理の難しい物性課題の解決に取り組んで参りました。 日本の医薬品業界では様々な品質課題が昨今生じていることを一例に挙げますが、 このようなときに非常に重要な人的能力は課題を乗り越えようとする 「しなやかさ(レジリエンス)」 であると感じます。医薬品業界だけでなく薬学に関連する課題解決に 「しなやかに」 取り組むことのできる人材の育成を実践して参る所存でございます。 大学での活動は約10年ぶりとなり、教育環境には様々な変化が生じているかと思います。私なりに精一杯「しなやかに」対応して、学生の皆様と共に成長できることを楽しみにしております。どうぞよろしくお願い申し上げます。 慶に携わっておりました。その中で、将来を担う学生に 知寄り添いながらサポートしたいという思いが芽生え転職を決意しました。 薬学分野に携わる人材の輩出に、本学事務職員として貢献できるよう精進いたします。至らぬ点も多々あるかと存じますが、何卒ご指導ご鞭撻のほどよろしく願い申し上げます。沿った独自プログラムを始めとし、意欲ある学生の為 佳に専門性の高い教育環境が整っており、日本の将来を担う学生を支えていける点に魅力を感じ志望いたしました。 未経験業務への挑戦となるため、至らぬ点も多々あると思いますが、本学の成長に貢献できますよう精一杯取り組んで参りますので、ご指導ご鞭撻のほど何卒よろしくお願いいたします。大学運営では、教務委員会、大学広報委員会、薬剤師生涯学習運営委員会や薬学情報委員長として大学運営協議会にも参加させていただきました。特に、平成29年度から令和4年度までの6年間、国家試験対策委員長として国家試験対策に取り組み、合格率を一定水準に保ったうえで、卒業延期生を減らすことがストレート合格率の向上につながるとの考えのもとに学生指導を行ってきました。結果として、在任中の6年間、合格率を9割に維持し、107回(令和3年度)、108回(令和4年度)で連続してストレート合格率私立薬系大学1位を達成することができました。 このたび無事に定年退職の日を迎えることができましたのも、本学教職員の皆様のご指導とご支援のお陰であり、深く感謝申し上げます。大学を取り巻く環境が厳しさを増しておりますが、120年を超える伝統ある明治薬科大学が今後も益々発展していくことを心より願っております。定年退職を迎えて

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