明治薬科大学広報 No.123
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5 (学生厚生委員長 廣瀬 誠) 今年度の学部における講義・演習、ならびに学内実習の実施方針について、以下のとおりお知らせいたします。感染症対策や教育環境の変化をふまえ、学生一人ひとりの学びがより実りあるものとなるよう、対面とオンラインの特性を活かした柔軟な対応を進めてまいります。【講義・演習について】 本学では、これまで実施してきた感染拡大防止対策を継続しつつ、今年度の講義・演習は対面形式を基本として実施いたします。また、対面講義と同等の教育効果が見込まれる一部の科目については、オンデマンド配信による講義も実施いたします。 高校までの教育環境が多様化する中、学部教育の実効性を高めることを目的として、1 年生全員を対象に、生物・物理・数学の 3 科目において、5 月 9 日(金)から 6 月 6 日(金)まで、各科目 5 コマのオンデマンド特別講義を実施いたします。特に、高校時に未履修の科目や苦手分野がある場合には、本講座を積極的に活用し、この機会に大学での本格的な学びに対する不安を解消してください。【学内実習について】 4 月の中旬から一部の実習を開始しておりますが、今年度の学内実習はすべて対面にて実施いたします。薬学科 4 年生は、5 年次の薬学実務実習に向けて OSCE(客観的臨床能力試験)を 12 月初旬に予定していますので、事前実務実習において、基礎的な知識・技能・態度を確実に修得することが求められます。また、生命創薬科学科 3 年生の薬科学総合実習・演習Ⅰでは、各自が希望した 4 つの研究室に一定期間配属されます。本演習は、実際の研究に触れる機会であるとともに、3 年次後期の薬科学総合実習・演習Ⅱや 4 年次の卒業研究で所属する研究室を選ぶ上でも重要な意味を持ちます。ぜひ意欲的に取り組 明治薬科大学では、入学された 1 年生を 7 名程度のグループに分け、各グループに教員 1 名がアドバイザー担当教員として学生生活をサポートしています。1 年生前期の 4 月下旬~ 5 月下旬頃にグループでの面談を行い、後期は個人面談を実施します。コロナ禍では Web での面談を実施することもありましたが、現在は基本的に対面で面談を実施することとしています。 面談内容ですが、前期については、新しい環境での大学生活をスムーズに始めることができたか、大学での勉強に不安がないかなどの相談にのります。後期は前期定期試験が終わり、その結果が出る 10 月末を目処に実施し、大学生活に加え学業についても個人面談でお話します。んでください。【検温・マスク着用について】 学内で講義・演習、実習等にあたっては、自身の体調管理を徹底する観点から、従来通り毎朝の体調観察と検温を推奨いたします。マスクの着用については推奨とし、最終的な判断は各自に委ねますが、必要な場面ではいつでも着用できるように、常にマスクを携帯してください。授業等の担当者から着用を求められた際は、ご協力をお願いします。【定期試験について】 4 月初旬に実施した学年別オリエンテーションでも説明したとおり、定期試験は対面で実施いたします。試験直前に慌てることのないように、計画的に準備を進めてください。なお、今年度も講 義 の 収 録 動 画 は、 講 義 後 1 週 間 を 目 安 に MY-CAST にアップロードする予定ですので、復習にぜひご活用ください。【保護者向け情報提供サイトの導入について】 すでにご案内しているとおり、本年 4 月下旬より「保護者向け情報提供サイト」の運用を開始いたしました。本サイトにメールアドレスをご登録いただくことで、各種お知らせをメールで受信できるほか、お子様の成績情報、講義の出席状況、履修科目一覧、さらに社会で求められる汎用的な能力・態度・志向である「ジェネリックスキル」の測定・育成支援の結果・記録もご確認いただけます。本学では、このジェネリックスキルの 可 視 化 と 育 成 を 目 的 に、「Progress Report on Generic Skills(PROG)」を活用しており、客観的なデータに基づいた学生支援や自己理解の促進に取り組んでいます。ご家庭におかれましても、お子様の修学状況の把握や学習支援等にぜひお役立てください。(教務委員長 大野 恵子) アドバイザー担当は 1 年から 3 年次まで継続し、4年次からは卒論研究を行うための研究室の主任がアドバイザー担当教員となります。卒業研究指導に加え、将来の進路や就職などの相談、薬学科の学生に対しては卒業試験や国家試験合格までサポートします。また、学生支援課の職員も学生相談の窓口として常に学生の対応に当たっています。さらに、留年した際には学生1 名に教員 1 名がサポートにあたる「留年生アドバイザー」制度があります。教務課と連携しながら、1 年間に 3 回以上の面談を通してきめ細かい指導に当たり、共に進級を目指します。 これらのいろいろな制度を活用して、学生生活をより良いものにしてほしいと思います。令和 7 年度 講義と学内実習に関してアドバイザー制度の紹介

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