明薬資料館とは

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明薬資料館は、明治薬科大学創学80周年記念事業の一環として、創立者恩田重信(剛堂)先生の偉業をしのび、かつ本学の歴史を記念保存し、併せて薬学資料を収集展示して薬学教育に貢献する目的で、昭和57年に旧世田谷校舎に設立されました。

平成10年9月、キャンパス統合に伴って清瀬キャンパスに新築移転し、生薬学および生物研究室で代々収集された多数の生薬標本を追加して、展示内容は一層充実しました。

剛堂先生は、明治35年、薬学の啓蒙・普及と医薬分業を旗印に、本学の前身である東京薬学専門学校を創学、更に明治39年、日本初の女子薬学校である東京女子薬学校を設立して薬剤師の養成につとめ、生涯を通じてわが国の薬学教育に多大な貢献をされました。先生の遺品や明薬の歴史をたどる資料は収蔵資料の大きな柱となっています。

また、江戸時代から続いた薬舗に伝わる製薬道具などの薬業資料、貴重な生薬標本など特色ある薬学関係資料を展示しています。

明薬資料館は、どなたでも無料でご見学いただけます。なお、通常開館日にも休館することがありますので、ご見学の際はホームページのお知らせを必ずご確認ください。

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