1. 公衆衛生・疫学研究室を選んだ理由
現在、病院薬剤師として臨床現場で働いています。病院では電子カルテや薬剤処方の記録など多くが電子データで記録され、日々蓄積されています。業務を行う中で病院のデータをもっと医療の発展に用いることができないかと感じました。しかしながら、どのようにデータを表現し、活かしていくかという知識、技術がなかったため学んでみたいと感じました。その時、レセプトデータやDPCデータなどを用いた研究を行う本研究室の存在を知り、入学を決めました。
2.研究内容
感染症・抗菌薬に関する疫学研究を行っています。臨床での経験を活かしつつ、研究のデザイン、統計解析の知識、統計解析ソフトの操作を学んでいます。
3.受験を考えられている方へ
大がかりな機械などが不要で自宅や職場などで時間を調整して研究を進められる反面、やるべきことは多岐にわたるため計画性が求められると感じる日々です。本研究室は多くの社会人大学院生が在籍しており、定期的なセミナーが開催されていますので教員や学部生・大学院生と議論や意見交換をする機会が沢山あります。社会人大学院生の所属も薬局、病院、企業など多岐にわたるため人脈の幅も拡がります。ご興味がある方はぜひ一度見学にお越しください。