1.公衆衛生・疫学研究室を選んだ理由
私はもともと企業で働く社会人大学院生として当研究室に所属しております。本研究室で医療経済及び薬剤疫学の分野で専門的な知識及び経験を構築し、その分野の専門家として行政及び企業等、様々な立場から日本における医療経済及び疫学分野の発展に貢献したいと考えております。
2.研究内容
以下の3つのテーマをメインに実施しており、業務と両立して研究活動を実施するため、週に最低1日は登校し、先生方と議論をしながら研究を実施しております。
- ・ 膵臓癌治療薬の医療経済評価研究
- ・ 大規模データベースを用いた膵臓癌の治療実態調査研究
- ・ QOL調査研究
3.受験を考えている方へ
仕事と学生を両立することは簡単では無いと考えることは多々あります。一方で、データベースの解析や費用対効果の分析は、それぞれの専門分野での研究能力を高める非常に良い機会であり、多様なバックグラウンドを持つ先生方や学生との議論は、多くの場合で自身とは異なった知見や考え方を得るきっかけになります。大学院を目指す目的、研究テーマ及び大学院での経験を生かす進路を明確にした上で送る研究生活は、受験を希望される皆様の今後のキャリアを築く大きな支えになると考えております。