研究業績の紹介
医療ニーズ調査は、公益財団法人ヒューマンサイエンス振興財団(以下「HS財団」という。)において、革新的な医薬品の創薬研究開発などへの貢献を目指して、1994年度(平成6年度)から実施されてきました。
このうち社会的に重要な60疾患に関する「治療満足度」並びに「薬剤貢献度」についての内科医等を対象としたアンケート調査は、これまで約5年ごとに計6回実施されています。その結果は、疾患のアンメットメディカルニーズを捉えたものとして、各方面で引用・活用されています。
また、60疾患に関するこの医療ニーズ調査以外にも、高齢化で問題となる個々の疾患、最近では神経の疾患などについて、専門医にヒアリング調査を行ってまとめてきています。
HS財団の2021年3月末の解散により、医療ニーズ調査などの研究事業については、明治薬科大学社会薬学研究室おいて、引き続き実施をさせていただくこととなりました。
このページでは、これらの調査結果について、創薬に関係する多くの方々にご活用いただけることを目的として、過去にHS財団において実施された調査結果について公開させていただくとともに、2021年度(令和3年度)以降、明治薬科大学が主体となって実施する調査結果について公開をしていきます。