ちっぷす:Mac OS X で Linux のディスクをマウントしてファイルを取出す
April 10, 2008
用意するもの
- Mac OS X 10.5.2 (Panther 以上ならいいと思う)
- Xcode 3.0
- EXT2 Filesystem for
Mac OS X v. 1.3
ただ、もう開発が止まってるようなので、Intel Mac 用のバイナリを
ここ に置いておく。
- ディスクがベアドライブなら、外付け用のケースがあると便利。
- PowerPC の Mac があった方が作業が非常に楽。
準備
以下、イタリックの所は状況や好みに合わせて変える所。
- EXT2 File system for Mac OS X をインストールする。OS の再起動を要求される。
- Intel Mac の場合は、ソースコードをもらって来てコンパイルし直す。
- mkdir ext2fsx; cd ext2fsx
- cvs -d:pserver:anonymous@ext2fsx.cvs.sourceforge.net:/cvsroot/ext2fsx
login
- cvs -z3
-d:pserver:anonymous@ext2fsx.cvs.sourceforge.net:/cvsroot/ext2fsx co -P
ext2fsx
- ./setup.sh; open .
- 出てきたファインダのウィンドウ中の、ext2fsX.xcodeproj を Xcode で開く
- 「ビルド」ボタンを押してプログラムを構築する
- sudo cp ./build/Development/mount_ext2 /sbin
sudo cp -r ./build/Development/ext2fs.kext /Library/Extensions
sudo chown -R root /Library/Extensions/ext2fs.kext
sudo chgrp -R wheel /Library/Extensions/ext2fs.kext
sudo chmod -R 755 /Library/Extensions/ext2fs.kext
- 念のため、Xcode やターミナル等を終了して Mac OS X を再起動
- ディスクを USB でつないで、ディスクユーティリティでデバイス番号を見る
(上図)。
各パーティションに番号が振られているはず。
ここでは disk3s1 などがその番号。
- sudo mkdir /Volumes/e
- sudo /sbin/mount_ext2 /dev/disk3s1 /Volumes/e
これでディスクがマウントされ、ターミナルからは普通に操作できる。
でもファインダからは見えない。
ext2 上で日本語のファイル名は化けてうまく操作できない。
- mount_ext2 コマンドは -x
オプションでアンマウントしてくれるらしいが、やってみると Resource
busy とか言われてアンマウントできない。
ext2fs.util コマンドでもアンマウントはできない。
参考