Vine Linux 3.2CR と Mac OS X 10.4 Tiger
December 6, 2006
環境
- Vine Linux 3.2CR を入れた PowerMac G4cube
- HDD を120GBの物に換装して、root partition に44GB割り当てた。
- HDD の先頭の方のパーティションは普通に Mac OS X Tiger が入っているが、
使わない。
- 他はまるっきり購入時のままのスペック。メモリは1GB。
- Mac OS X 10.4.8 の別の Mac。
運用
- Vine はデフォルトで Gnome。ちょっと重い。ので、基本的に Mac から ssh
でログインして使う。
- したがって、Vine でのグラフィックスの設定はどうでもよい。
デフォルトでは自動検出の設定では色数が256で悲しかったが、
これで問題なし。でも結局 Xautoconfig4 -i で 16bit にした。
- Mac のターミナルの文字コードをEUCにしておく。
- デフォルトが UTF-8 でもうそれを変えたくない人は、
ログインに使うターミナルだけ、
ターミナルインスペクタの「ディスプレイ」で使うたびに変更する。
- Mac 側で X window を起動して、xterm で xhost +しておく。
- あとは快適。
- IME は Mac のがそのまま使える。ターミナルからログインして、vi
で作文中などに普通にことえりや egbridge で変換する。
- TeXが特に快適。
- Mac からログイン。# ssh vine.domain.jp
- vi でゴリゴリ日本語作文。# vi text.tex
- platex と dvipdfmx で PDF にする。#
platex text.tex& dvipdfmx text.dvi
- xpdf で Mac のディスプレイに表示。# xpdf text.pdf
- Vine on G4cube での注意点
- 普段あんまり静かなので、電源を落とすのを忘れる。
若くて元気なマシンというわけではないので、
24時間運転のような無理をさせない。
- Vine Linux ではデフォルトで Postfix が立ち上がっていたりする。
不要なサービスは ntsysv などでチェックして止める。
- 音はあきらめるのが手っ取り早い。