MBIとは

明治薬科大学において、毎年企画・開催している
"マルチメディアを基礎にした教育研究会(Multimedia Based Instruction 短縮してMBI)"のことです。

明治薬科大学では1998年8月にキャンパスを清瀬へ移転する際に最新の教育環境を整えました。
その1つが総合情報マルチメディア教育システムです。その後もシステムの整備を重ね、現在では 学内のどこにいてもネ
ットワークに接続できるようにすべての部屋にネットワークコンセントを設置し、各所に無線LAN中継器を設置しています。 このシステムにより、いつでもどこでも電子メールやインターネット検索、様々なデジタルコンテンツを共有するなどが可能になり、 教育や研究において目的に応じた多様な利用が行われています。
また、Language Laboratory (LL)とコンピュータをリンクした授業支援システム (Computer Assisted Learning Laboratory
= CALL)からなるCALL教室を配置し、教材配信の仕組みやWebサーバー機能も持たせてあります。
このような最新のシステムを管理運営するために1998年6月に情報教育研究センター(情報センター)が設立されました。
情報センターは情報システムの管理運営にとどまらず、急速に進化する情報処理技術に対応するために
学内の情報リテラシーの向上を図るとともにマルチメディア機器を用いた教育の研究・開発を担っています。
そこで、情報センターの設立当初より、新しいシステムやアプリケーションの紹介を兼ねて毎年MBIを企画し、教育の質
向上の一助としてきました。

薬学教育を取り巻く環境は大きく変わり、高度で多面的な教育を考慮しなければなりません。
また、今後益々進化する情報機器を教育に取り入れ、教育の質向上を目指す必要にせまられていくことは明白です。
高度なマルチメディア機器を直接扱う教育研究だけでなく、薬剤師教育の質向上を支える研究であれば全てを対象にして
います。