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研究内容について

ここで熊澤研究室で行っている研究について一部紹介します。

平成25年度: 中学校での薬の授業

平成26年度: 中学校での薬の授業(薬を用いた実験)、 海外の薬教育について、 

          ニキビと口コミ化粧品に関する研究、便秘薬に関する研究


次にこの研究室で行っている「くすり教育」について説明したいと思います。   

くすり教育

くすり教育とは?

 昨今の日本では医師不足による医師への負担の増加、医療費増大による国民皆保険への危機感があります。 これを理由の一部として公的医療費負担を削減するために、軽度の不調は生活者自らが判断しOTC薬を活用するなどするセルフメディケーションを 国も推力を注ぎ始めました。 そしてセルフメディケーションを推進する一つの方法として国民の意識を高めるために「くすり教育」が義務化されました。

それにともない学習指導要領に「健康の保持増進や疾病の予防には、健康・医療機関を有効に利用することがあること。また医薬品は正しく使用すること。」 という項目が新しく追加されました。
つまりこの赤い部分が「くすり教育」ってことです。

今回は熊澤先生の計らいで、都内の某中学校でくすり教育のための授業を行えることになったので行ってきました。


準備風景

今回の「くすり教育」の授業ではパワーポイントを使った講義とともに、生徒たちに実験もしてもらうことにしました。
なので実験のための準備も必要ですね・・・

そんなわけで実験に使うためにコンタックの赤い粒と白い粒を手作業で分けたんですが、なかなかに大変な作業でした・・・





予行演習として風邪薬のルルと下痢止のストッパの溶ける速度の違いを確認してみたり




上の写真で分けたコンタックをそれぞれ薬包紙に包んだものや、市販の空のカプセルなどの実験の際に配布するものをまとめてみました。




授業風景

こんな感じで理科の実験室に集まってもらい、スライドを使って「くすりについての話」を講義しました。



予行演習してたルルとストッパ・・・今度生徒たちが実際にやってます。



学会発表もしました。