研究室生活の紹介

卒業研究テーマ

生体分子学研究室では、1人の学生につき、1つの研究テーマが与えられます。教授、准教授はもちろんのこと、類似のテーマを研究している先輩から実験系を習い研究を進めることができます。

博士課程・研究テーマ

・NVL2結合タンパク質SPF30が関与する、RNA分解装置エキソソームと関連したRNA代謝制御の研究

・NVL2結合タンパク質WDR74のリボソーム生合成における機能の研究

・NVL2結合タンパク質CWF19L2を標的とした、リボソーム生合成とpre-mRNAスプライシングにおける機能解析

修士課程・研究テーマ

・NVL2遺伝子改変ノックダウン細胞を用いた、RNA代謝制御に関する研究

・NVL2結合タンパク質SPF30の遺伝子改変ノックダウン細胞を用いた、RNA代謝制御に関する研究

・NVL2結合タンパク質SPF30のジメチルアルギニン結合性Tudor domainの機能解析

生命創薬科学科4年生・研究テーマ

・NVL2とRNA分解装置エキソソーム構成因子MTR4の結合領域の解析

・NVL2結合タンパク質SPF30の分子内ドメイン機能解析

生命創薬科学科3年生・研究テーマ

・NVL2結合タンパク質CWF19L2の発現抑制時の細胞機能解析

・NVL2結合タンパク質SPF30の細胞内発現制御機構の解析

薬学科5年生・研究テーマ

・リボソーム生合成因子WDR74のがん関連遺伝子変異体の機能解析

・がん制御タンパク質PICT1に対する、GNLタンパク質およびリボソームタンパク質の結合部位解析

薬学科4年生・研究テーマ

・NVL2結合タンパク質CWF19L2の遺伝子改変ノックダウン細胞の樹立

・NVL2欠損変異体を用いた、結合タンパク質との相互作用解析

研究室生活の例

修士課程学生の一日

あくまでも一例ですが、ジャーナルとリサーチは出席必須です。

薬学科5年(研究Aコース)の1週間例

 

一言:ジャーナルクラブととリサーチ報告は出席必須ですが、その他の時間は自分で予定を組んでいます。

生体分子研究室で行っている実験内容

生体分子学研究室では、最先端の遺伝子組み換え実験、タンパク質解析実験、RNA解析実験をなど

Wetな実験(手を動かして行う実験)を中心に研究を進めています。

教授・准教授、そして、研究室の先輩たちから実験手法を教わり、研究を進めることができます。

実験手法一覧

細胞培養/ 細胞への遺伝子のトランスフェクション/ウエスタン・ブロッティング/ ノーザン・ブロッティング/

CRISPR-Cas9を用いた遺伝子改変細胞の作成(ノックアウト細胞等)/ 薬剤による遺伝子誘導発現株の作成

遺伝子発現プラスミド等の遺伝子組み換え実験/リアルタイムPCR

質量分析計によるプロテオミクス解析/次世代シークエンシングによるトランスクリプトーム解析

卒業生の就職先

生命創薬科学科・修士課程

博士課程進学/ タカラバイオ/ 羊土社/ 大塚製薬/ Meiji Seikaファルマ/ パレクセル・インターナショナル東京

薬学科

博士課程進学/ 病院/ 薬局/ ドラッグストア/ エステー/ 日本新薬