[ 2. マラセチア菌に対する抗体産生 ]
アトピー性皮膚炎患者は、セラミドバリアー機能が失われいるため皮膚微生物に対して抗体産生しやすい状態になります。実際にマラセチアに対するIgE抗体を測定すると、患者血清では90%以上が陽性であるのに対して、健常人では0%でした[図9]。
図9
現在、各々菌種に対するIgE抗体を測定しています。来年ごろには紹介できそうです。