GSL reference manual Japanese translation
Daisuke TOMINAGA
GSL リファレンス・マニュアル日本語訳
Japanese translation of the GSL reference manual
FFT アルゴリズムについて:日本語訳
高速フーリエ変換の実装に関する、一般的な解説。
GSL デザイン・ドキュメント:日本語訳
Japanese translation of the GSL design document
GSL の一部となるルーチンを書くための設計と実装の指針。June 11, 2009。
- 翻訳文書/translated document
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- 参考資料/reference
実際の設計と実装に当たっては、以下も参照すべきである。
- 備考: texi2dvi で xetex を指定しても PDF 内で日本語が出てこず、
Shift-JIS に変換して setenv TEX ptex して texi2dvi しても同じ。
ということで近畿大学の角藤さんのところから日本語化された texinfo.tex 2009-05-24.17
をもらってきて pTeX (sjis) でコンパイル。きれいな PDF ができた。
統計関数について:日本語訳
重み付き分散の不偏推定量の計算法についてのメモ的文書。
その他参考
- 御本家 (英語)
- 御本家開発版 (英語)
- Handbook of Mathematical
Functions, ed. by Abramowitz and Stegun, 1964. (英語)
リファレンス・マニュアル中で何度も何度も出てくる数式集。
ほとんど教典である。
- ニュメリカル・レシピご本家 (英語)
C++ 対応の第3版は有料だが、それより古い C & FORTRAN
版は無償公開されている。
- Devroye の乱数分布のすごい本
(英語)
たくさんの乱数分布とその発生アルゴリズムが書いてある。それはもうたくさん。
web でも見られるし、PDF も無償公開されている。800 ページ以上ある。
- GSL のインストール
- Mac OS X の場合は、ほとんど苦労はない。Xcode をインストールしたら、
あとは ./configure && make && make install
で OK。プログラムのコンパイル時には
- -I/usr/local/inlcude -L/usr/local/lib -lgsl -lgslcblas
みたいなのが必要だろう (この辺りはマニュアル参照)。
コンパイルしたプログラムを実行するときに、もしかすると
- setenv LD_LIBRARY_PATH /usr/local/lib (csh 系の場合)
- export LD_LIBRARY_PATH=/usr/local/lib (sh 系の場合)
とかが必要なこともあるかもしれない。
- Windows の場合は苦労するらしい。しかし Cygwin にデフォルトで入っている。
- またVisual
Studio版てのもある。
- Linux の場合はたいてい、
ディストリビューションの配布元にインストール・パッケージがある。
- GSL 付属の cblas より、ATLAS
とかを使った方が行列演算は一桁速いという話もある。
扱う行列の次元が数百以上になるなら、
または数十でも演算の回数が非常に多いなら、考慮する価値はあるかもしれない。
- フーリエ変換は「世界最速」を標榜する FFTW
をチェックしないわけにはいかないだろう。