Wordでビジネス文書を作成


ビジネス文書は薬剤師には関係ないと思う方もいらっしゃると思いますが、

会社員や国家公務員だけでなく、薬剤師や研究者を含むほとんどの職業で

ビジネス文書の作法の知識が必要になります。

みなさんが社会人や家庭人になってから、習ってこなかったため恥ずかしい思いをした、

ということがないように学生のうちに一度はビジネス文書の作成を体験しておいてください。

まず本日の手順ですが、スクリーンで作成の仕方を説明します。

ビジネス文書と呼ばれる形式の書類があります。

A4版の用紙1枚に、必要な情報がすっきりと見やすくまとめるのがコツです。

必要な情報(日付、宛先、発信人、タイトル、あいさつ、本文、補足情報)が、

わかりやすく、きまった形(定型)で記述されています。

社内に通達する文書(社内文書)、取引先や顧客に通達する文書(社外文書)など、

ビジネスのシーンでよく使われます。

ではスクリーンでの説明が終わりましたので、

Wordを起動してみなさん自身で皆さんの名前が必ずはいったビジネス文書を作成してください。

タイトルと内容はみなさんが「合コンのお知らせ」でも「クラブ活動の合宿」など

架空のものでも身近なタイトルでもいいので、決まったらビジネス文書の作法を

確認しながらどんどん作成してください。

最後にデータをMY-CASTに提出してもらいます。

本日の課題はもうひとつあります。

ビジネス文書の課題が終わったら次の課題にすすんでください。

Wordが苦手、またはスクリーンの説明がききとれなかった学生はHPに手順がでています。

それを参考にオリジナルのビジネス文書を作成してください。

また、一部だけわからない学生は下記の目次を参考に該当するところをみてください。

日付・宛先・発信人・タイトル……演習3.2

本文・記書き・箇条書き……演習3.3

仕上げと提出……演習3.4

それでもわからないところは手を挙げて先生にきいてください。



Microsoft 365 Word がインストールされている場合は、Word2013をMicrosoft 365 Wordで置き換えて操作する。新機能の追加にともないメニューの 場所が変わっているが、その場所を探して目的のビジネス文書を作成する。

演習3.1 ビジネス文書作成

Wordを起動したら事務文書の作成をしましょう。

社会人として事務文書を作成する上でのルールをマスターしながらWordの基本的な機能を使用して文書を作成できるようになりましょう。

まずワープロソフトを起動します。

スタートメニューからをクリックします。

スタートメニューになければ、スタートから”アプリ画面”をだして、”Word2013”をさがしましょう。

文書を作成するときはまず最初に用紙の大きさをきめます。

ページレイアウトタブをクリックしてリボンを切り替え、

ページ設定グループのサイズコマンドをクリックして

A4サイズを、印刷の向きからを選びましょう。

標準のビジネス文書の用紙サイズはA4ですが、余白の設定を確認してください。

つぎにページ設定グループの右したすみのダイアログボックス起動ボタンをクリックして

ページ設定ダイアログボックスをだしてください。




上が35mm、下・左右が30mmになって

いることを確認してください。









用紙サイズA4、余白が標準の場合

文字数と行数のタブの標準の文字数は40字

行数は36行になります。

文字数が見えないときは、

文字数と行数を指定するをクリックしてください。

文字数40字の右横の(1−44)

現在の設定で、最低1文字、最高44文字まで

設定できることをあらわしています。

行数も同様です。



入力する前に文書を保存します。 ファイルタブをクリックして左の青いメニューから名前を付けて保存をクリックします。

保存先を指定したいときは参照をクリックしてください。

保存のウィンドウが出てきたらWord2013・20102007で保存するときはWord文書のままで、

Word2013で作成したデータを将来バージョン2003以前の古いWordで読み込むときは、

Word97−2003文書で保存しましょう。


最終的に保存名は、演習の時の指示に従ってください。指示がない時は、クラス学籍番号(半角) 名前.docxにします。

必ずビジネス文書の作法を確認しながら作成してください。ビジネス文書の作法は下記の演習3.2 ビジネス文書の作成-文書番号からタイトルまで-をクリックして次のページにすすんでください。

注意事項:指定されたやり方をしていなかったり、コマンドを使用していないときは減点されます。空白スペースで中央揃えや右揃えをやらないこと!!

また「Wordの構成要素」はWordの各部の名称がでていますので、操作はしていても名称を知らずに使っていた学生は参照してください。


演習3.2 ビジネス文書の作成-文書番号からタイトルまで-をクリックしてください。


Wordの構成要素

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