ウイルスに感染しても、無症状だったり軽症の人がいたり、
特効薬がなくても、治る人がいるのは、
なぜなのでしょうか?
それは、私たちの体に、ウイルスや菌から体を守る仕組みがあるから。
これは3つの壁に例えることができるの。
すごーい!こんなに守られているんですね。
第1の壁は、皮膚や粘膜による防護壁。
皮膚の一番外側は、ウイルスが感染できない死んだ細胞の層(角質)でできているの。
また粘膜を覆う粘液に含まれるラクトフェリン等の活性成分がウイルス表面に付着すると、ウイルスが細胞内に侵入できないのよ。
第2の壁は、自然免疫による病原体排除。
免疫細胞である好中球やマクロファージは、ウイルスやウイルスに感染した細胞を取り込んで破壊します。
第3の壁は、獲得免疫による病原体排除。
獲得免疫とは、免疫細胞がその病原体を認識して特異的な攻撃をしたり、
抗体を産生したりすることで、効率よくウイルス感染細胞を破壊します。
なるほど!
だから特効薬がなくても治っちゃうし、
この防御する力、つまり免疫力が高い人は、
風邪をひきにくかったり、ウイルスに感染しても症状が軽く済んだりするんですね!
あらためて、免疫力って本当に大事だなぁ!!!
わたし、免疫力上げたい!!!