腸内環境

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毎日の健康は、便(うんち)でわかる!? (3)

最近の研究によって、花粉症などのアレルギー疾患と腸内環境との関連性が分かってきています。腸内環境を整えることで、花粉症が改善したという研究報告2)があるのです!私達の研究室でも、便通と検査値の関係について解析していますが、便秘気味(硬い便)の方のBMIや血糖値は高い傾向にあり、下痢気味(軟らかい便)の方の骨密度は低い傾向にあります。たかが便通、されど便通、あらゆる病気の原因となりうるのですね。
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毎日の健康は、便(うんち)でわかる!?(2)

腸内のpHは低いほど便の色は黄色っぽく、pH7(中性)を越えると茶色っぽく、pH8(弱アルカリ性)になると黒っぽくなります。pHに大きく影響しているのが腸内細菌の状態です。大腸菌、ウェルシュ菌などの悪玉菌が作り出す成分は、腸内をアルカリ性にしますから、濃い色の便 は悪玉菌が増えているサインなのです。
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毎日の健康は、便(うんち)でわかる!?(1)

便の形や色は、食事の内容や胃腸の状態、生活習慣やストレスなど、あらゆる健康状態を反映しています。つまり、便は自分の今の健康状態を知る手段、体からの”お便り”なんですよ!さっそく今日の便を観察してみましょう♪観察のポイントは(1)形、(2)色、(3)量です。まずは(1)の便の形を見てみましょう。①や②の方は水分摂取不足、食物繊維の不足、運動不足等が原因となっている可能性があります。あるいは⑥や⑦の方は、油分やお酒の摂りすぎ、運動不足、ストレス、お腹の冷え等が原因となります。