感染者、発症者、なんてニュースでよく聞きますが、感染した=発症した人ではないんですか?
実は感染したからと言って、発症するとは限りません。
「感染」とは、ウイルスや細菌などの病原体が体内に侵入、増殖すること。
「発症」とは、病気の症状があらわれること、を意味します。
ちなみに「感染症」とは、病原体の感染により身体に現れる症状=病気のことです。
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の場合、このウイルスが細胞内に侵入し増殖したら「感染」したことになります。風邪のような症状(発熱、だるさ、咳、下痢、味覚異常など)が現れたら「発症」したと言います。
実は、「感染」したらすぐに「発症」するわけではありません。ウイルスに感染して発症するまでの間を潜伏期間といいます。
体には、ウイルスを退治する免疫機能が備わっています。この潜伏期間の間に免疫機能がウイルスを退治できれば、発症しません。しかし、免疫機能が低下しているとウイルスは増殖して、いずれ発症してしまいます。
つまり症状が出るかどうかは、免疫機能の強さで変わってくるということですね?
その通りです。免疫機能を強くする方法は、こちらのような記事を参考にしてくださいね♪