日焼け止めの選び方は?

スキンケア

きれいな白い肌は憧れますが、もともと浅黒さんなら日焼け止めは塗らなくてもいいですか?

紫外線のうちUVBは、太陽にあたって赤くなる等の炎症を起こします。一方で、UVAは日焼け(サンタン、メラニン色素形成)を引き起こします。またUVAは、皮膚の奥(真皮)まで届き、エラスチンやコラーゲンといったタンパクの変性を引き起こすため、シワなど老化の原因となります。

シワを防ぐためにも日焼け止めが必要なんですね…数字とか書いてあるけど、大きい方がいっぱい防いでくれるんですか?

SPFはUBVをブロックする強さ、PAはUVAをブロックする強さを示しています。日常生活ではSPF10~20、PA+~++で良いのですが、日常的にSPF50、PA+++などを使用している方をよく見かけます。

日焼け止めとして用いられる成分には、種類によりますが、DNA損傷、発ガン性、肌への刺激、乾燥させる等の影響が知られています。

SPFの数値が高い程、PAの+の数が多いほど、肌への負担が大きくなるので、必要以上に効果が高い日焼け止めを使わないほうが良いのです。あるいは日焼け止め以外の方法と組み合わせるのも良いですね。

なるほど…UVカットのお洋服を着れば、紫外線の影響も日焼け止めの影響も防ぐことができるんですね♪

また、日焼け止めによる肌への影響を防ぐには、日焼け止めを塗る前に抗酸化作用を持つ保湿剤などを塗っておくことも有効です。(詳細は別記事「日焼け止めを選ぶよりも…?」)また、冷房などで乾燥したお肌は、紫外線の影響を受けやすいので危険です。保湿ケアにより肌本来のバリアを強化することで、紫外線からの影響を防ぐ事にもなります。

身体にはUVカットのお洋服、お顔にはSPF5でPA+の日焼け止めを探してみます♪