食事

免疫力

免疫力を上げよう!食事編

野菜を食べましょうとか、何となくは分かりますが…バランスってどのように考えたらいいのでしょうか? 手軽に取り入れやすい「栄養3・3運動」をご紹介します。「3・3」は3食・3色を意味し、毎日「朝・昼・夕の3食」「3色食品群のそろった食事」をとることを勧めるものです。
ダイエット

疲れたときに甘いもの? 本当はこわーい砂糖のはなし

ラットを使った研究で、砂糖にドラッグと同じような中毒性があることが証明されたんです!   ドラッグや麻薬に対する依存性は一般に、薬物摂取の増大(より多く欲しくなる)、摂取停止からの離脱症状(無いとイライラする)、薬物への渇望と摂取回帰(欲しくてたまらない)の三つの段階を通るのですが、砂糖を与えたラットも同じような行動をとりました。実験では、ラットに餌を与えずに砂糖水を与え続けたところどんどん摂る量が増えていった(摂取の増大)。そして、砂糖水の供給を止めると、ラットは歯ぎしりや震えといった、薬物中毒者と同様の禁断症状を発症し、砂糖水の出るレバーを何度も押すようになりました。
ダイエット

カロリーを減らせばBMIは減る??

アメリカの大規模研究の結果、摂取カロリーとBMIの増加に相関係数は無いことが、報告されています。ちなみに牛はホルモンを注射されると、少ない肥料で太ることができます。畜産農家さんにとっては安上がりになるため、ホルモンを注射されます。人間だって、ホルモンのバランスが違えば、同じカロリーを摂取しても太りやすい人とそうでない人がいるというのは何となく考え得ることではあります。
腸内環境

毎日の健康は、便(うんち)でわかる!? (3)

最近の研究によって、花粉症などのアレルギー疾患と腸内環境との関連性が分かってきています。腸内環境を整えることで、花粉症が改善したという研究報告2)があるのです!私達の研究室でも、便通と検査値の関係について解析していますが、便秘気味(硬い便)の方のBMIや血糖値は高い傾向にあり、下痢気味(軟らかい便)の方の骨密度は低い傾向にあります。たかが便通、されど便通、あらゆる病気の原因となりうるのですね。
腸内環境

毎日の健康は、便(うんち)でわかる!?(2)

腸内のpHは低いほど便の色は黄色っぽく、pH7(中性)を越えると茶色っぽく、pH8(弱アルカリ性)になると黒っぽくなります。pHに大きく影響しているのが腸内細菌の状態です。大腸菌、ウェルシュ菌などの悪玉菌が作り出す成分は、腸内をアルカリ性にしますから、濃い色の便 は悪玉菌が増えているサインなのです。
腸内環境

毎日の健康は、便(うんち)でわかる!?(1)

便の形や色は、食事の内容や胃腸の状態、生活習慣やストレスなど、あらゆる健康状態を反映しています。つまり、便は自分の今の健康状態を知る手段、体からの”お便り”なんですよ!さっそく今日の便を観察してみましょう♪観察のポイントは(1)形、(2)色、(3)量です。まずは(1)の便の形を見てみましょう。①や②の方は水分摂取不足、食物繊維の不足、運動不足等が原因となっている可能性があります。あるいは⑥や⑦の方は、油分やお酒の摂りすぎ、運動不足、ストレス、お腹の冷え等が原因となります。
食事

熱中症対策:経口補水液

いわゆる「経口補水液」と呼ばれるものですね!点滴と違い、手軽に口から水分や電解質を補給できるため、軽度の脱水状態に有効とされていますね。経口補水液は手作りしてもいいんですよ♪
食事

骨密度が上がることは無い?(1)

骨密度が低下している場合、原因は大抵その方の生活習慣にあります。骨がしっかり合成されるような生活習慣を実践すれば、骨密度は回復し、上げることも可能です!
お薬

「健康面の自立」とは?

それでは、あなたは、健康面で「自立」できていますか?皆様に、自立していますか?とお聞きしたら、多くの方は、「自立」しているとお答えになると思います。「自立」ということばの意味は、「他の助けや支配なしに自分の力で物事を行うこと。(大辞林より)」ですが、その物事となる対象は様々です。今日考えてみて頂きたいのは、健康を管理するという点について「自立」できているかな?ということです。 日本の医療制度はとても充実し、皆保険という世界に誇れる仕組みがあります。それ故に、日本人は自分自身の健康管理を怠りがちで、病院やお薬といった医療に依存してしまう傾向にあります。世界23カ国、28,000人を対象にした調査1)によると、健康維持のための生活習慣「健康的な食生活」を意識している人は29%、「定期的な運動」を意識している人は39%で、なんと!23か国中最下位です。(ちなみにアメリカでは食生活61%、運動60%、同じアジアの国である中国においては食生活63%、運動67%です。)